用語集

InspectStocks 全体で使われる用語を平易な言葉で説明し、それぞれをどう測っているかを示します。

売上高
ある期間に企業が顧客に請求したすべての金額で、費用を差し引く前のもの——いわゆるトップラインです。銀行については資金利益と非金利収益の合計を使います。貸し手の手数料収入だけでは、事業のごく一部にすぎないからです。
TTM(直近 12 か月)
直近に報告された 4 四半期を合計したもの。季節性をならし、最新の年次報告書より新しい数字になります。TTM の数字は、4 四半期すべてがそろい、途切れなくつながっている場合にだけ公表します。3 四半期を 1 年と表示すれば、企業が実際より小さく見えてしまうからです。 評価の仕組み →
フリーキャッシュフロー
営業活動によるキャッシュフローから設備投資を差し引いたもの。資産の維持と拡大の費用を払ったあとに事業が生み出す現金です。5 つの評価チェックのうち 3 つがこれにもとづいています。 評価の仕組み →
営業活動によるキャッシュフロー
ある期間に事業の運営から入ってきた現金で、仕入先や従業員への支払いと税金を差し引いたあとのもの。純利益と違い、減価償却や株式報酬といった非現金項目には左右されません。
設備投資(capex)
長期にわたって使う資産——工場、設備、データセンター、ソフトウェア——に支出した現金。営業活動によるキャッシュフローから差し引くと、フリーキャッシュフローになります。
純利益率
純利益が売上高に占める割合で、売上 1 ドルのうちどれだけが最終的に利益として残るかを示します。通常の水準は業種によって大きく異なり、2% の食料品店も 30% のソフトウェア企業も、どちらも健全でありえます。
PER(株価収益率)
株価を直近 12 か月の 1 株当たり利益で割ったもの。年間利益 1 ドルに対して市場がいま支払っている金額です。赤字の企業には PER がありません。 黒字で、20 倍未満 →
PSR(株価売上高倍率)
時価総額を直近 12 か月の売上高で割ったもの。利益が小さいかマイナスの場合に役立ちますが、その売上のうちどれだけが利益になるかについては何も示しません。
フリーキャッシュフロー利回り
フリーキャッシュフローを時価総額で割ったもの——株価キャッシュフロー倍率の逆数です。高いほど、企業を 1 ドル分買うごとに生み出される現金が多いことを意味します。 フリーキャッシュフロー利回り 6% 超 →
時価総額
株価に発行済株式数を掛けたもので、市場が企業全体をいくらと評価しているかを示します。株式数は開示書類そのものから取り、米国で預託証券として取引されている企業については補正しています。
1 株当たり利益(希薄化後)
純利益を平均株式数で割ったもので、株式に転換されうるオプションや転換証券も含めて数えます。株式分割に合わせて修正し、どの年も同じ基準で比較できるようにしています。
希薄化と自社株買い
希薄化とは株式数が増えることで、株主一人ひとりの持ち分が小さくなります。自社株買いは株式を消却しますが、企業は自社株買いに数十億ドルを費やしながら、消却する以上の株式を発行することもあります。そのため株式数そのものを確認しています。 株数が実際に減っている →
自己資本利益率(ROE)
純利益を株主資本で割ったもの。事業が良くなると上がりますが、借り入れを増やしても上がります。そのため銀行は、代わりに総資産利益率で判断します。
総資産利益率(ROA)
純利益を総資産で割ったもの。銀行では、およそ 1% が、業界自身が十分に稼いでいるとみなす水準です。
1 株当たり純資産
株主資本を発行済株式数で割ったもので、帳簿上 1 株が何を保有しているかを示します。1 株当たり純資産の増加は、銀行と保険会社に使う 5 つのチェックの 1 つです。
52 週高値と安値
過去 1 年間の最高と最低の終値。株価が 52 週高値をどれだけ下回っているかは株価についての記述であり、事業についてのものではありません。 評価 A、高値から大きく下 →
200 日移動平均
直近 200 取引日の終値の平均。株価がそれをどれだけ上回っているかは、その銘柄自身の過去におけるパーセンタイルで示します。15% 上回ることは、ある企業にとってはふつうでも、別の企業にとっては極端だからです。
配当性向
支払った配当が利益に占める割合。100% を超えると、企業は稼いだ以上を支払っていることになります。不動産投資信託は会計上の利益ではなくキャッシュフローから支払うため、日常的にそうなります。 5 年以上、増配を続けている →
10-K と 10-Q
米国に上場するすべての企業が SEC に提出する年次報告書と四半期報告書です。10-K は監査を、10-Q はレビューを受けています。このサイトのすべての数字は、こうした開示書類から取っています。
20-F と 6-K
米国に上場する外国企業が 10-K の代わりに提出する年次報告書と、四半期決算の提出に使う書式です。数字は自国通貨建てのことが多く、成長が為替の話にならないよう、すべての期間を現在の 1 つの為替レートで換算しています。
8-K
定期報告の間に起きた重要な出来事についての開示書類。四半期決算を発表するプレスリリースも含まれ、通常は 10-Q より数日早く提出されます。
XBRL
SEC の開示書類に付けられている機械可読のタグで、すべての数字に標準的な概念のラベルを付けます。何千社もの財務諸表を打ち直さずに読めるのはこのおかげであり、データの誤りの多くもここから始まります。
13F
米国上場株式について 1 億ドル以上の運用裁量を持つすべての投資運用会社が、四半期末から 45 日以内に提出しなければならない四半期ごとの保有銘柄リスト。ロングポジションのみで、ショートポジションや現金は含まれません。 ファンドマネージャー →